ボーディングスクールとは

ボーディングスクールの元となったのは、近世のイギリスで作られたパブリックスクールです。それまでの出自や身分にこだわりっていた学校に代わり、様々な人が自由に学べる全寮制の寄宿学校が作られました。その流れを汲んだのが、ボーディングスクールです。男子校や女子校そして共学など、学校によって違いますが、基本的にどこも全寮制の寄宿学校です。

そこで学業と共に、コミュニケーション能力や自立心、そして礼儀などを学びます。学校には生徒だけでは無く、教師も共に住み込みます。いわゆるハリーポッターのホグワーツの様な共同生活を行い、少人数制で個人の力を伸ばす教育を受ける事ができます。その為エリート養成校、と言った側面も持っています。

ボーディングスクールはヨーロッパだけの物では無く、現在では広く世界に点在しています。有名なのはスイスのル・ロゼやイギリスのイートン・カレッジ、アメリカのセント・オールバンズなどです。いずれも名門校で、エリートを沢山輩出しています。国営と言う訳ではない為、1カ国に数校存在する事も有り、校風を見て入学先を選ぶことが出来ます。

特にスイスとアメリカは学校数が多く、その他カナダやフランス、オーストラリアなどにも存在します。またアジアにも、香港や中国、タイなどにイギリスのボーディングスクールの分校が有ります。日本では軽井沢に1校あり、海外の物と同様、様々な国から来た学生と共に、勉学に励む事ができます。

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